FPの資格で何ができるの?どうやって取得するの?という質問を受けたのでまとめておきます。
FPの6分野
FPでは、資金計画、保険、投資、税金、不動産、相続を勉強します。
FPの仕事は、ライフイベント(結婚、マイホーム購入、出産、教育、老後など)でお金に困らないよう顧客の資金計画を立てることです。
FPは、たとえ知識があっても、税理士、弁護士の独占業務を侵すことはできません。例えば、他人の確定申告書作成、税務申告、税務相談、遺言書作成、相続分割案提示などを行うことは違法(税理士法、弁護士法)です。
私は、FPを仕事にするつもりはなく、自分と周りの者の生活をよくするために資格を取りました。最初にやったのは保険の見直し、社会保険でどこまで補償されるのか理解し、民間の生命保険、医療保険は全て解約。これで年間20万円のムダ削減、FP受験料と勉強時間の元も取れてお釣りが出ます。
顧客利益優先?
FPは、守秘義務遵守と顧客利益優先で業務を行うことになっています。米国ではFPは信頼を得ているようですが、日本では、顧客から十分な報酬が得られず、貯蓄型保険を勧めて保険会社から報酬をもらうというビジネスモデルになっているようです。結局損をするのは顧客です。
なので、自身でFPを取ることをお勧めします。少なくとも資金計画と保険は勉強しておいて損はありません。
次回は、FP受験についてお話します。